外壁塗装の費用が思ったよりも高い!全国的な費用相場と安く塗り替えるコツ
こんにちは!みんなの外壁塗装屋さんのスタッフ、松田です。
この記事では、「外壁塗装」の坪数ごとの費用相場と、費用を抑える方法を解説します。
突然ですが、あなたの家は築何年でしょうか?
また、前回外壁を塗装したときから何年が経過しているでしょうか?
日本の近代住宅の寿命は約60年ほどです。
住宅を構成する材料がすべて60年耐えられるわけではないため、劣化損傷の顕著なパーツを交換したり、補修してもたせる必要があります。
とくに屋根や外壁は毎日紫外線や雨風、ホコリにさらされるため、定期的なメンテナンスが必須です。
現在の平均的な塗装使用の設計では、塗料の美的耐用年数は約10〜20年とされています(※塗料の種類によって耐用年数が異なります)。
あなたがおうちを建ててから10年が経過していたら、そろそろ再塗装を検討する時期ということですね。
現在、外壁塗装に興味を持っていて、こうしてネットで調べているあなたは、非常に先見の明があります。
定期的に外壁を塗り替えることは、美しい外観を維持するだけでなく、家を長持ちさせることにもつながるんです。
塗料を変えることで、遮熱・断熱効果が上がり、室内の温度が快適に保たれます。
「外壁塗装をしてから、部屋の温度が快適になった!」という方も多いんですよ。
また、ほとんどの方が知らないことですが、外壁塗装に助成金が下りる場合もあります。
この記事では、あなたの大切な外壁を、できるだけ安く、最適な状態に保つために、3つの内容をお伝えします。
- 外壁塗装の費用相場
- 外壁塗装の費用を安くする方法
- 外壁塗装の支払い時の注意点
あなたが外壁塗装の正しい知識を身に着け、よい塗装業者に依頼できるよう祈っています。
それではまいります!
▶ みんなの外壁塗装屋さんは、3通りの見積もりの中からお客さまが自分にあったプランを選べる施工会社です。気になる方は、当社のTOPページからサービス概要をご覧ください!現地での外壁診断とお見積りは無料です。
外壁塗装にかかる費用相場はいくら?(坪数別)
延坪(※1)30坪の戸建て住宅の場合、外壁塗装の費用相場は60万〜100万円ほどだそうです。
坪数別の費用相場を見てみましょう。
(※1)延坪とは、床面積から割り出した坪数のことです。
坪数(延坪) | 塗装面積 | 費用相場 |
---|---|---|
10坪 | 33㎡ | 約20万~40万円 |
20坪 | 80㎡ | 約40万~70万円 |
30坪 | 120㎡ | 約60万~100万円 |
40坪 | 160㎡ | 約80万~130万円 |
50坪 | 200㎡ | 約100万~160万円 |
60坪 | 240㎡ | 約120万~200万円 |
70坪 | 280㎡ | 約140万~230万円 |
100坪 | 400㎡ | 約200万~320万円 |
うちは延坪40坪だから、外壁塗装にかかる費用はだいたい80〜100万円前後ってことね。
そうとは限りません!
外壁塗装では、足場や塗料の種類も重要で、変動することがあるんです。
坪数にかかわらず外壁塗装にかかった費用を平均すると、「だいたい100万円前後かかった」という方が多いようですね。
もちろん、家の大きさや塗料の種類によっては金額が前後する場合があります。
外壁塗装でかかる費用の内訳も見てみましょう。
外壁塗装の費用の内訳は?足場・洗浄・補修…
外壁塗装の内訳は次の通りです。
- 塗料費(塗りの回数、合成樹脂の割合による。下地の塗りを含む)
- 養生費、コーキング材費
- 人件費(作業員の数に応じて)
- 足場代(組み立て、運搬、解除)
- 出張費、駐車場費、仲介手数料など
とくに重要なのが「足場」の設置です。
足場の設置は、一軒家の外壁塗装では必須ですが、家1軒あたり少なくとも20万円以上、場合によっては40万円近くかかるため、これが合計金額を圧迫する要因になっています。
足場はほとんどの住宅の外壁塗装で必須の項目なので、事前の打ち合わせで足場設置代を聞いておくと、ギャップが少なくて済むはずです!
足場の組み立て・解除には、『足場の組立等作業主任者』の資格が必要になります。
これは労働安全衛生法で定められた国家資格で、みんなの外壁塗装屋さんの現場主任ももちろん、この資格を持っています!
また、点検の結果細かいヒビやカビ、雨漏りが見つかった場合は、シーリング材で補修するなど、修理費が上乗せされることがあります。
外壁塗装の事例3つ
それでは、当社が施工を担当した、実際の塗装事例を3つ見てみましょう。
Aさん(神奈川県在住)
(※個人情報保護のため、画像は実物と近いイメージ写真を使用しています)
延坪(床面積から割り出した坪数) | 28坪 |
---|---|
築年数 | 12年 |
塗料 | シリコン |
費用 | ¥635,000 |
期間 | 10日間 |
閑静な住宅街のお家の外壁を塗装させていただきました。
築12年と新しいお家でしたので、お家のメンテナンスも兼ねて塗装させていただきました。
お客さまのご希望を伺ったところ、「できるだけ予算を抑えたい」「秋冬の結露が気になる」とのことだったので、もっともコストパフォーマンスがよく、結露対策に特化したシリコン塗料を施工させていただきました。
- コストパフォーマンスのよい塗料を使いたい
- 長年使われていて、安心できる塗料を使いたい
- 結露対策効果のある塗料を期待する
Bさん(東京都在住)
(※個人情報保護のため、画像は実物と近いイメージ写真を使用しています)
延坪(床面積から割り出した坪数) | 30坪 |
---|---|
築年数 | 30年(前回の塗装から15年) |
塗料 | ラジカル |
費用 | ¥690,000 |
期間 | 14日間 |
築30年、2階建てのお家にお住まいのBさん。
前回はシリコン系塗料を塗られたそうですが、もっと持ちがよく、耐久性に優れた塗料に変えたいとのことで、シリコン・ラジカル・セラミックの3種をご提案しました。
その結果、ラジカル系塗料をご希望とのことだったので、全面に施工させていただきました。
従来の塗料は、外壁の劣化に伴って白い粉が発生し、触ると手が汚れることがネックでした。
この現象を「チョーキング」と呼びます。
2012年に開発されたラジカル塗料は、チョーキングの発生を抑え、経年劣化による変色を防いでくれる期待の新塗料です。
- 費用と機能性、両方を備えたバランスのよい塗料を使いたい
- シリコン塗料と同じくらいのコストパフォーマンスを求めている
- 新しく開発された塗料を試したい
Cさん(茨城県在住)
(※個人情報保護のため、画像は実物と近いイメージ写真を使用しています)
延坪(床面積から割り出した坪数) | 40坪 |
---|---|
築年数 | 30年 |
塗料 | セラミック |
費用 | ¥700,000 |
期間 | 30日間(途中、悪天候が続いたため) |
お客さまのご希望で、セラミック系の塗料に決定しました。
セラミック塗料の代表は「ガイナ」という製品です。 室内と室外で熱の行き来を抑える「断熱」効果と、太陽からの熱を遮る「遮熱」効果、両方を備えています。
セラミック系塗料は、冬は暖かく夏は涼しい、オススメの塗料です!
- 光熱費削減効果がある塗料を使いたい
- 吹き抜けや南向きの大窓があり、夏場に各部屋が熱くなる
- 外壁の美観にこだわりがある。天然石のような壁にしたい
「ラジカル」や「セラミック」って言葉が出てきたけど…塗料によって効果が違うの?
そうなんです!
外壁で使われる塗料にはさまざまな種類があります。
また、塗料によって費用と耐用年数が異なるので、1つずつ見てみましょう。
外壁塗装の費用は塗料の種類で変わります!
塗料の種類(グレード)によって、耐用年数と費用相場が異なります。
塗料 | 特徴 | |
---|---|---|
アクリル | 耐用年数:3〜8年 | 費用相場(㎡):1,000〜1,800円 |
最も安いが、塗り替えスパンの短い塗料。 | ||
ウレタン | 耐用年数:5〜10年 | 費用相場(㎡):1,700〜2,500円 |
価格は安いが、紫外線に弱く変色しやすい塗料。 | ||
シリコン | 耐用年数:8〜15年 | 費用相場(㎡):2,300〜3,500円 |
最も人気があり、コストパフォーマンスに優れた塗料。結露が発生しにくいのも魅力。取り扱う業者が多い。 | ||
フッ素 | 耐用年数:10〜20年 | 費用相場(㎡):3,500〜5,000円 |
施工単価が高いものの、最長で約20年間も再塗装なしで過ごせるため、コスパの高い塗料。外壁よりも屋根に使われることが多い。 | ||
ラジカル | 耐用年数:10〜16年 | 費用相場(㎡):2,500〜4,000円 |
シリコン塗料に次いで注目されている、2012年に開発された新しい塗料。塗膜の劣化・変色を防いでくれる。チョーキング現象と呼ばれる劣化を防ぐ。 | ||
セラミック (断熱/遮熱) |
耐用年数:15〜25年 | 費用相場(㎡):2,000〜4,000円
(天然石調は5000〜14000円) |
水に強く、汚れにくい、断熱・遮熱効果の高い塗料。室内の気温を最適に保つため、省エネに特化している。陶磁器の材料を吹き付けることにより、天然石調風にできる。 | ||
光触媒 | 耐用年数:15〜20年 | 費用相場(㎡):4,200~5,500円 |
雨水を利用して汚れを自然に洗い流す効果があるものの、現在主流な塗料の中では最も高額。 | ||
無機塗料 | 耐用年数:15〜25年 | 費用相場(㎡):4,000〜5,500円 |
有機物ではなく無機物でできた塗料。外壁が汚れにくくなり、紫外線で劣化しなくなるなど、耐久性の高さが魅力。高額。 | ||
ナノテク塗料 | 耐用年数:10〜15年 | 費用相場(㎡):2,400〜5,500円 |
通常の塗料は石油を原料としており、CO2の排出が懸念だった。環境への影響をカバーし、合成樹脂(アクリルシリコン)の含有量を最小限に抑えた塗料。 |
とくに人気が高いのは、「シリコン」「ラジカル」「セラミック」の3種類です!
外壁塗装のときは、塗料の特性、耐用年数、費用の3つの軸を考慮して種類を決めましょう。
みんなの外壁塗装屋さんでは、場合によっては実際の塗料やカタログをお見せして、お客さまのご希望を伺ったうえで塗料のご提案をさせていただきます!
「うちにはどんな塗料が合うんだろう?」
「暮らしの中でこんな悩みがあるんだけど、解決できる塗料はある?」
少しでも疑問のある方は、当社が無料で実施している外壁診断・お見積りをご利用ください!
お近くの拠点・営業所から塗装職人が伺い、外壁の状態をお調べいたします。
▼電話でのお問い合わせ▼
050-3183-0465
※無料相談・年中無休
塗装スタッフから見た外壁塗装の最大のメリットとは、長期的に見てコストパフォーマンスが高いことです。
10〜20年おきに外壁塗装をしておくと、いざ雨漏りや壁の亀裂などのトラブルが発生したときにも、被害がそうそう深刻化しません(そう、家が劣化すると、壁からも雨漏りが始まるんです…)。
逆に、外壁を放置すると、急な災害時に家の倒壊や建て直しのリスクが増し、今のお家で長く暮らせなくなってしまいます。
また、塗料を変えることでお家の断熱・遮熱効果が増し、「夏場は部屋の中が暑くなりやすかったのに、塗装をしてから変わったかも!」と喜んでくださるお客さまもいらっしゃいます。
あなたが外壁塗装によって住宅の不安を解消し、前向きな気持ちになれるなら、こんなに嬉しいことはありません。
外壁塗装費用を相場より安く抑える方法
う〜ん、外壁塗装って、思ったよりもお金がかかるんだな…
実は、ちょっとしたことで外壁塗装の費用をぐんと抑えることができるんですよ!
仕組みさえわかっていれば、最高で40万円近く控除になる可能性もあります。
その方法がこちら。
1〜5にかけて、下に行くほど免除される金額が多く、難易度が高い内容となっています。
できそうな項目があるか、チェックしてみてください!
(1)梅雨・冬に施工すると料金が割引されるかも?
外壁塗装に向いているのは、春先や夏など、晴れ間の多い季節です。
逆に梅雨や冬は閑散期で、業者のスケジュールも空きが多くなります。
このような業界事情を逆手にとって、梅雨や冬に外壁塗装を依頼すると、費用が安くなりやすいのです。
なぜかというと、閑散期に施工を依頼すると、工賃をまけてもらえたり、格安料金で施工してもらえる可能性があるからです!(逆に繁忙期には、割増料金を設定している業者もいるほどです)
梅雨や冬の時期には、塗装工事が延期になることがあります。
しかし天候が理由で工期が延びる場合、追加費用を請求されることはほとんどありませんのでご安心ください。
不安な方は、事前の外壁診断で職人さんに確認してみましょう!
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(2)外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと足場代がおトク!
塗装職人さんと話をすると、意外にもアッサリ「外壁と屋根、同時に施工できますよ」と言われることが多いです。
塗装によるメンテナンスが必要なのは、なにも外壁だけではありません。
日々雨や風にさらされる屋根も、10〜20年ごとに定期的に点検・塗装して、長持ちさせる必要があります。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、基本工事費をまけてもらえる可能性があるだけでなく、塗装費を底上げする「足場代」の支払いも1度で済むため、非常に効率がいいのです。
(3)リフォームローンを利用すると金利がおトク!
こちらは、支払い方法の選択についての内容です。
通常、外壁塗装の工賃は、工事が終わったあとで業者に支払います。
50〜100万円かかる工事ですから、「分割払いを希望する」という方も多いと思います。
そんな方にオススメなのが、リフォームローン…つまり、住宅の修繕で利用できるローンの存在です。
リフォームローンの金利相場は2~5%。
一般的な金融機関からの借り入れ(ローン)と比べると、金利面で最終的におトクになる可能性があります。
また、これは外壁塗装あるあるなのですが、一括払いで塗装を依頼しようと数年かけてお金を貯めているうちに、外壁にガタが来てしまうことって、よくあるんですよね…。
そうなると修繕費がバカにならないので、結果的にリフォームローンの金利のほうが安く済むのです。
リフォームローンを利用するためには、工事契約前に金融機関の審査に通過することが前提となっています。
もし審査に落ちてしまうとリフォームローンは利用できず、ほかの支払い方法を選ばなければならないので注意してください。
また、銀行と信販だと、信販のリフォームローンを選ぶ人が多いようです。
これは、信販のほうが審査が早く、書類を用意する手間がかからないからですね。
参考にしてみてください!
(4)火災保険を利用する
え?火災保険って、火事に遭ったときの保険じゃないの?
と思っている方へ。
実は外壁塗装でも、火災保険を適用できるケースがあるんです。
それが「修繕目的で外壁塗装が必要になる場合」です。
雹災・風災・雪災といって、自然災害のあとの住宅の修繕では、火災保険が適用されます。
たとえば、「台風のあと、外壁の雨漏りが始まったから、シーリング修理と塗装をしたい」ということって、あると思うのです。
難しいのが、火災保険の申請が受理されるかどうか。
経年劣化による外壁トラブルと、天災による外壁トラブルは判別が難しく、会社によっては申請が通らないこともあるんですよね。
この辺りは実際にプロの業者に見てもらって、火災保険が降りそうかどうか、アドバイスをもらうとよいと思います!
不安な方は、当社が実施している、無料の外壁診断をご利用ください。
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(5)自治体の助成金・補助金制度を利用すると最大20万円おトク
住んでいる自治体によって、外壁塗装工事で補助金が支給される、「省エネ住宅改修補助金」「住宅リフォーム資金助成」を設けているところがあります。
お住まいの自治体によって、補助金制度の種類や内容は異なります。
次のような条件を設定しているところが多いですね。
- 「省エネリフォーム」「ヒートアイランド現象防止」
主に東京都23区を中心に設定された制度で、環境配慮に関する工事の助成金・補助金が下りる制度。「遮熱性塗料」での外壁・屋根塗装が対象となる。
- 一般的なリフォーム・塗装工事
上記の枠に収まらず、リフォームや塗装で利用できる補助金制度のこと。工事費◯円以上、子育て・若年世帯が住む家のみ、工事から◯年居住すること、施工は市内の業者に限る、などの条件が設定されていることが多い。
たとえば、次のような都市で補助金制度が導入されています。
地域 | 事業名 | 助成金額 |
---|---|---|
東京都品川区 | 住宅改善工事助成事業 | 最大20万円
(工事費の10%) ※個人の区民のみ |
東京都台東区 | 高反射塗料施工助成金制度 | 最大15万円
(工事費の20%) |
東京都葛飾区 | かつしかエコ助成金 | 最大20万円
※助成対象経費の¼ または施工面積 (㎡)×1,000 円(助成単価) |
埼玉県川口市 | 川口市住宅リフォーム補助金 | 最大10万円 (税込み20万円以上のリフォーム工事を行う場合、工事費用の5%) |
京都府京都市 | 京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業 | 30,000円 /式(施工面積50㎡以上)
15,000円/式(施工面積25㎡以上50㎡未満) |
滋賀県大津市 | 大津市定住促進リフォーム補助金 | 最大20万円
(最大経費の10%。1,000円未満は切り捨て) ※転入される世帯の方あるいは世帯同居をされる世帯の方が対象 |
上記以外でお住まいの地域自治体の制度が知りたい方は、下記のホームページを利用してみてください。
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和2年度版)|一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会
「③省エネルギー化」「 ④環境対策」にチェックを入れて、地域名を選択してから検索してみましょう。
お住まいの地域が外壁塗装補助金を支給しているか確認できますよ!
(6)住宅ローン減税を利用すると最高40万円おトク
こちらは現在、住宅ローンに加入していて、確定申告を検討している方向けの方法となります。
「住宅借入金等特別控除」といって、年末時点で発覚している住宅ローン残高の1%分を、所得税から控除できるのです。
えっ、住宅ローンと外壁塗装は関係ないんじゃないの?
このように思う方もいるかもしれませんね。
実は「住宅借入金等特別控除」は、「建築基準法で取り決められた大規模な修繕や模様替え工事」にも適用されるのです。
なので、外壁塗装や屋根修理にも応用可能です!
大規模な修繕や模様替え工事の規定として、国税庁は以下のように定めています。
(2) 次のいずれかの工事に該当するものであること。
イ 増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕又は大規模の模様替えの工事
(注) 「建築基準法に規定する大規模の修繕又は大規模の模様替え」とは、家屋の壁(建築物の構造上重要でない間仕切壁を除きます。)、柱(間柱を除きます。)、床(最下階の床を除きます。)、はり、屋根又は階段(屋外階段を除きます。)のいずれか一以上について行う過半の修繕・模様替えをいいます。
No.1216 増改築等をした場合(住宅借入金等特別控除)|国税庁
控除が受けられる期間は10年間(2019年10月〜2020年12月末までに入居した方は13年間)。
控除される金額の上限は40万円までとなります。
ちなみに、納税した所得税額が住宅ローン控除の額よりも少ない場合には、控除が受けられない状態となります。
この救済措置として、翌年の住民税から上限13万6,500円以下で、控除される救済措置がとられています。
ただし控除を受けるには、工事費用が100万円を超えているかどうかなど、いくつかの条件があります。
- 工事費用が100万円を超えている
- 建物を取得して住み始めたのが、平成26年4月1日~平成31年6月30日の間
- 自身が所有する住宅の、主要構造部分の増改築工事ための借り入れである
- 住宅ローンの返済期間を10年以上に設定している
- リフォームを行う面積が50㎡以上である
- 住宅減税手続きを行う当人のその年の取得合計金額が3000万円以下である
- 建物に耐震性があり、自分の所持する住宅である
住宅ローン減税には、建築業者が発行する「増改築等工事証明書」が必要となります。
また、2月中旬〜3月15日付近までに確定申告書類を税務署に提出する必要がありますので注意しましょう!
会社員の方は通常、このような確定申告は必要ありません。
しかし控除を受けたい場合は、住宅を購入した・リフォームを行った年に申告手続きをしておきましょう。
次年度以降は、「住宅ローン残高証明書」を年末調整と一緒に会社に提出するだけでOKです。
以上、外壁塗装の費用を安くする方法でした。
減税を受けるルールや、控除額の計算には細かい注意点があり、一般の方だと苦手意識を持たれることも多いと思います。
「リフォームローン」と「住宅ローン減税」に興味があるけど、手続きが難しそう…。自分でもできるかな?
このようにお悩みの方は、外壁診断の際に塗装職員の方に相談してみましょう!
塗装業者には、保険の申請手続きにくわしい職員も多いんですよ。
みんなの外壁塗装屋さんにも、保険申請の実績豊富なスタッフが多数在籍しています。
外壁診断とお見積りのあとで、担当スタッフに「保険申請や控除のここがわからないんだけど…」と相談してみてください。
適切な方法をご案内いたします!
注意!外壁塗装は値段が安すぎても危険
「外壁塗装、少しでも安く依頼したいな。ネットで格安の業者を探そう!」
このようにお考えの方、ちょっと待ってください!
外壁の塗装は、相場より安すぎても危険なんです。
外壁塗装やリフォーム業は、基本となる料金が高いため、「少しでも安い金額を提示しなければお客さんに見てもらえない」と思い込んでいる業者も多いんですよね。
そのため、ホームページ上ではあえて格安料金を提示し、実際の支払い金額を釣り上げる会社も存在します。
また、価格が安い分、人件費や塗料のグレードを落として手抜き工事をする悪徳業者も存在します。
ほかにも、このような問題があります…。
- グレードの低い塗料を塗られ、数年で塗装がはがれる
- 塗装をしたばかりなのに、すぐに再塗装が必要になる
- 質の低い施工で、家の寿命が縮まる
人件費や塗料などの材料費をケチっている業者は、施工の質も悪いものです。
相場よりも大幅に安い金額を提示する業者には、「この人たち、どこでコストを下げているのかな」と少し警戒したほうがいいでしょう。
このような悪徳業者を避けつつ、良心的な金額で外壁塗装を依頼するには、ホームページに「追加費用なし」と書かれているかをチェックしてみてください。
「追加費用なし」という記載があれば、基本的に見積もり確定後に追加費用が発生することはありません。
もし不当請求があったとしても、ホームページの文言を盾にして抗議することが可能です!
外壁塗装の「支払い」で失敗しないために!重要なポイント
外壁塗装を含むリフォーム業は、1度にやり取りする金額が大きいため、お金のトラブルが発生しやすいもの。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターで専門家のもとに届く相談件数は、「リフォーム」の割合がもっとも多く、しかも年々増加しているんです…。
2019年度の専門家相談は、「評価住宅」167件、「保険付き住宅」807件、「リフォーム」1,017件、合 計1,991件を実施しており、前年度比1.4%増となった。また、専門家相談を開始した2010年度以降、 「リフォーム」が相談全体の約半数を占める傾向が続いているが、2019年度は「リフォーム」が初め て1,000件を超え、相談全体に占める割合も前年度比5.2%増となった。
10年に1度、お家にとっても節目となる外壁塗装。
「こんなはずじゃなかった…」という後悔だけはしたくありませんよね。
そこで、外壁塗装の支払いで失敗しないための重要なポイントをお伝えします!
(1)契約時に必ず支払い方法を決めておく
現金、クレジット、ローン…。
肝心な支払い方法は、契約時に業者と話し合って決めておきましょう。
クレジットカードは、カード会社ごとのポイント付与が魅力。
ローンは分割払いと、会社ごとの金利の違いが魅力です。
(2)支払いのタイミングを確認する
こちらは、主に現金で支払いをする方へ向けた注意点となります。
まず、施工前に大金をポンと手渡すのはやめましょう。
万が一、依頼先が悪徳業者だった場合、お金を持ち逃げされる可能性があります…。
そもそもまともな業者であれば、先払いを要求してくることはほとんどありません。
代表的な支払いタイミングは次の3つです。
施工後に一括払い | もっとも主流な方法。
工事が終わり、足場を解体したあとで支払う。 |
---|---|
施工前と施工後に2回払い | 2番目にオーソドックスな方法。
依頼側は1度に大金を払わずに済み、業者側は最初の支払金額を塗料などの材料費に当てられるというメリットがある。 |
施工前、施工中、施工後に3回払い | 集合住宅などの大規模な工事で用いられる方法。一般的な戸建てではほとんど使われない。 |
支払いに関する情報を事前に確認して、スムーズに工事を終えられるようにしましょう!
最後に:適性な外壁塗装の費用を知るためには?
この記事では、外壁塗装の費用面について紹介してきました。
とくに重要なポイントを3つ振り返ってみましょう。
- 外壁塗装にかかる費用相場は60万〜100万円ほど
- 自治体の補助金や住宅ローン減税を利用すると、外壁塗装の費用を抑えられる可能性がある
- 一軒家の外壁塗装における現金での支払いは、「施工後に一括払い」か「施工前と施工後に2回払い」が主流
第二次世界大戦以前の日本は、「家が古くなったら、取り壊して新築すればいいじゃない」という考え方でした。
しかし戦争とバブルを経て、「適切なリフォームを繰り返して、家を長持ちさせよう」と考え方に変化しました。
我が家の外壁、ご近所のお家よりもみすぼらしくなったなあ…
このように感じたら、それが外壁塗装のチャンスです。
みんなの外壁塗装屋さんでは、お客さまの好きな外壁のお色だけでなく、理想の雰囲気、暮らしの悩み、お家のリフォーム時期のめやすなどを、現地での外壁診断を通して回答させていただいています。
今のお家で長く暮らし続けたい…。
そのような思いを持つ方はぜひ、当社が無料で実施している外壁診断とお見積りをご利用ください!
私たちの外壁診断は、3種類の異なるお見積りをご提示させていただき、お客さまにご自身でお好みのプランを選んでいただく方法をとっています。
「予算をオーバーしてしまった…こんなはずじゃなかった…」
「業者の相見積もりって面倒くさいなあ。1度で複数の見積もりを出してくれたらいいのに」
みんなの外壁塗装屋さんのこのような悩みとは無縁です!
少しでも興味を持たれた方は、下記のお電話番号から、お気軽にご相談くださいね。
▼電話でのお問い合わせ▼
050-3183-0465
※無料相談・年中無休
それでは、あなたの外壁塗装が満足いくものになるよう、祈っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!